潤滑油は機械装置の信頼性において重要な役割を担っております
例えば「ベアリングの破損原因」の50%以上が「潤滑の不適切」「汚染」というベアリングの品質や機能以外の「潤滑」が原因というデータがあります。(出所:SKF,TAPPI)
つまり適切な潤滑が実現できれば、ベアリングの破損原因の約半分以上が解決されます。それがメンテナンスコストの削減→メンテナンスの必要性を減らすことにつながります。
潤滑油は機械装置の信頼性において重要な役割を担っているということです。
では「優れた潤滑油」とはどのようなものなのでしょうか?
潤滑油の選定条件として下記のようなものが挙げられます。どのメーカーも謳っている項目ですが、これらすべての項目を高い次元で実現しているのが「優れた潤滑油」ロイヤルパープルです。
▼クリーンである▼ ロイヤルパープルのコンタミコントロール |
①
ロイヤルパープルは新油のフィルター工程で効果的なコンタミ除去を行っています。
②
ロイヤルパープルはレーザー型粒子計数機を使用し、製品の適切な管理を行っています。
③
ロイヤルパープルは汚染のないクリーンな容器を使用しています。
▼ドライである▼ ロイヤルパープルは水分離性が優れています |
水分は潤滑油の圧縮製を損ね、潤滑性を低下させます。またスラッジの生成を促進し軸受鋼に水素脆性を起こし、その弾性を低下させます。
ロイヤルパープルのベースオイルはPAO(ポリ-α-オレフィン)を主成分としているため水分離性が優れています。PAOは新油の状態で鉱物油の「油中水分1500ppm」と比較して「油中水分50ppm」という桁違いのレベルです。
ロイヤルパープル(ドライオイル)の使用は機械装置の延命化につながります。
▼寿命が長い▼ ロイヤルパープルには優れた耐酸化性添加剤が配合されています |
潤滑油の酸化は、、、 粘度を増加し摩擦を大きくする。 有害物質を生成する。(スラッジ、ワニス、ラッカー) 腐食性の高い酸を生成する。(科学的磨耗) 潤滑性能が低下する。(機械的磨耗) 更油周期を縮める。 |
ロイヤルパープルは優れた耐酸化性添加剤が配合されているため・・・ 軸受と潤滑油の寿命を延長 機械装置をクリーンに維持 潤滑油使用量が減少 廃油処理量が削減 |
▼油膜強度が高い▼ ロイヤルパープルの秘密 Synerlec™(シナーレック) |
運転中のベアリングには、局所的に150,000psi(約100kg)以上の高圧(荷重)が加わります。この高圧点通過の際、ベアリング表面は変更します。
長期間にわたりこの繰返し変形(繰返応力)を受け続けると、金属疲労を起こし破損にいたります。
ベアリングを設計寿命どおりに機能させるには
「クリーン」「ドライ」且つ「高い油膜強度」
の潤滑油が必要です。
独自の技術「Synerlec™」(シナーレック)により、ベアリングの表面粗さより厚いフィルム(油膜+化学反応膜)を形成します。
▼摩擦係数が低い▼ ロイヤルパープルは摩擦と摩耗を抑制します |
Synerlec™(シナーレック)による「マイクロポリッシング」効果 |
肉眼では滑らかに見えるが、電子顕微鏡で拡大(1500倍)すると、①新品の状態でも細かいスジが入っています。
②他社製プレミアム合成油の場合、ベアリング表面には磨耗・腐食が進行、、、、③ROYAL PURPLE なら「Synerlec™」(シナーレック)の「マイクロポリッシング」効果により製作時より平滑化しています。
Synerlec™(シナーレック)による「マイクロポリッシング」効果 |
Synerlec™(シナーレック)による摩擦と摩耗の抑制効果
ベアリングの設計、、、負荷(荷重)と回転数から最適な粘度を選定
金属接触が発生する混合領域では「Synerlec™」(シナーレック)の「マイクロポリッシング」効果により摺動面が平滑化され、磨耗と摩擦を抑制する効果があります
▼その他▼ 想像を超えた性能-それがロイヤルパープル |
防錆性と耐腐食性が優れている
粘度指数が高い
泡立ち性が低い
シール材との相性が良い
流動点が低い
溶解力が高い
環境負荷が低い
▼統括~ロイヤルパープルの大きな特徴▼ 想像を超えた性能-それがロイヤルパープル |
Synerlec™(シナーレック)が実現する性能の両立 |
これまでの潤滑油は【クリーンである】と【油膜強度が高い】の両立は困難でした。また【油膜強度が強い】と【防錆性と耐腐食性が優れている】の両立も難しいものでした。
ROYAL PURPLE の大きな特長は、これらの困難な課題を独自開発の合成添加剤「Synerlec™」(シナーレック)を用いることで、両立が可能になりました。